グーグーだって猫である

全体的な印象は、可もなく不可もなく、というところ。
最初から最後までファンタジー的、マンガ的な印象を残すが、特筆すべき余韻と言うものがない。
突拍子もない演出を入れるのもどうかと思う。

日本映画的王道プロット(日常→事件→絶望→再生の流れ)はもう止めるたほうが良い気がする。
これだと鑑賞後にじんわりと余韻を感じるわけでもなく、リアリティを感じるわけでもなく、ただただ時間のように流れる映像としてしか見受けられない。

それでも猫はかわいかったし、将来猫と暮らすのも良いかもしれない、なんて思った。