映画学入門:編集

・コンティニュイティエディティング(continuity editing):
 ・または「不過視編集(invisible editing)」
 ・場面から場面の場所や時間の変化をスムーズに伝える時に使われる編集法:
  ・フェードイン/アウト
  ・ディゾルブ(現在の場面が消えつつ次の場面が徐々に画面に現れる)
  ・アイリスイン/アウト(クラシック映画やカートゥーン等によく見られる)
 ・180°ルール:
  ・カメラは役者が作るイマジナリーライン(役者と役者の間の見えない軸)を越えてはならない
  ・役者が動くたびに新しい軸は作られる

・コンティニュイティエディティングを確立させる転換編集
 ・アイラインマッチ—人物の視線がオフスクリーンに、次のショットに視線の先のものを持ってくることによって場面と場面の間を失くす
 ・ムーヴメントマッチ—動きで場面と場面を繋ぐ
 ・グラフィックマッチ—類似した物、フレーム内のポジションで次の場面に繋ぐ
 ・リズミックマッチ—ショットの時間を同じにすることでリズムを生む

エスタブリッシングショット:
 ・これからの場面がどこで行われるかを伝える
 ・人物などの空間的位置を認識させる

・クロスカット
 ・別の場所で行われているシーンを交互に挿入、音楽やモノローグで場面を繋ぐ