最近見た映画

のだめカンタービレ 最終楽章 前編&後編
原作を読まなかったら消化不良な部分がいくらかあるかもしれない。しかし音楽は素晴らしいし、音楽を聞くために映画を見たわけだし。原作で言っていた、のだめの飛んだり跳ねたりするピアノの音はつまりこういうことだったのか、と。
前編はテンポも良くいっていた分、後編の特に半分を越えたあたりから中だるみを強く感じてしまい残念だった。
でもやはり音楽は良かった。だからまあ、心情とか情景とかはどうでもいいかな。

2001年宇宙の旅
久しぶりに観た。もし好きなSF映画を選べと言われたら、クラシックと言われようが古典的と言われようが、タルコフスキーソラリス、ゼメキスのコンタクト、そしてこの作品を答えるだろう。ハルが消されるところから、そしてあの白い部屋。あそこでどうしても泣いてしまう。理由は分からない。たぶん、絶対的・圧倒的とも言えるカット、そしてキューブリックという男の才能を目の当たりにすると勝手に涙が出てきてしまうのだ。自分にとってあそこまで力のある場面は無いと思う。おそらくそれは生涯を通してかわらないだろう。

・ナイト・オン・ザ・プラネット
これもまた久しぶりの鑑賞。ウィノナ・ライダーは可愛いし、相変わらずニューヨーク編とイタリア編で大笑いしてしまう。フィンランド編ではなんだか日本的な情を感じた。

男はつらいよ 寅次郎相合い傘
リリーの楽屋を訪れた後の、寅の一人芝居に鳥肌。哀愁、彼女に対する不器用な優しさが織り混ざる姿に、素直に感動を覚えた。
やはりこのシリーズは凄い。特にヒロインがリリーの回は最高だ。
寅にはリリーと一緒になって欲しかった、と一観客として思う。



2001年宇宙の旅 [DVD]

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ナイト・オン・ザ・プラネット [DVD]

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第15作 男はつらいよ 寅次郎相合い傘 HDリマスター版 [DVD]

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