レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ

カウリスマキの笑いは、ゲラゲラと言うよりニヤニヤ、だ。
オープニングからラストまで、ずっとニヤニヤしてしまう。やめてくれ、とも思う。そう真面目な顔でしらっと面白いことをしでかさないでくれ、ニヤニヤがとまらなくなってしまう!と。

アメリカに行けば売れる」と一路アメリカへ向かうレニングラードカウボーイズ。ニューヨーク、メンフィス、ニューオリーンズと、音楽縁の土地の先々で演奏をし、影響を受け、ジャンルがどんどん変わってゆく。最終的にメキシコへ。
オープニングの曲も良かったが、ラストのポルカ風(と言うのか?)の曲も好きだな。どこへ行ってもどこで演奏をしてもウケないのが狙いなのだろうが、演奏技術は実在のバンドだけあってものすごく高かったりする。